plazahomes.co.jp

プラザホームズ株式会社

  • マイリスト
  • 年中無休 月~土 AM9:00 - PM8:00
  • 日・祝 AM9:00 - PM6:00

English of this page

2016年度上期オフィスビル空室率と賃貸料の現状

投稿: 2016年05月25日

東京のオフィス需要は堅調に推移している。移転や増床の需要は底堅く、新築や比較的新しい大規模ビルの所有者は賃料交渉に強気の姿勢を見せている。東京都心の新築オフィスビル(築後1年未満)の賃料を示す指数は2年連続で前年同期を上回り、既存ビルの指数も5年連続で前年同期を上回った。空室率も都心部では低下傾向が続いている。大型物件の完成が相次いだ港区新宿区など新築による供給があるものの、堅調な需要が空室率を押し下げている。災害への備えを重視する傾向も増えだし、BCP(事業継続計画)を定める企業が、災害時の電源確保や防災備蓄倉庫の備えを求めるようになっている。

Lease Office Markets Trends 2016 前半2

日本経済新聞社が4月に実施したオフィスビル賃貸料調査によると、2016年上期(3月下旬)の東京都心の新築オフィスビル(築後1年未満)の賃料を示す指数は、2年連続で前年同期を上回り、リーマンショック前の08年上期以来の高水準となった。既存ビルの指数も5年連続で前年同期を上回っている。 同調査はビルオーナーがテナント企業を募集する際の賃貸料から算出したオフィスビル賃貸料指数(1985年2月=100)で示されるが、東京の新築ビルが160で前年同期と比べて18.93ポイント上昇し、築後1年以上の既存ビルは138.97で前年同期と比べて9.07ポイントも上昇した。 企業が事業所を拡張する意欲が高く、1フロアの面積が広い物件の人気が上昇、ビル所有者も賃料を引き上げている。大型物件の新規供給はあるものの、需要が堅調なため、賃料の値上げを受け入れる入居企業も出始めている。

オフィス空室率が特に低い丸の内・大手町では空室率が1%台前半といわれ、前年同時期の1%台後半から一段と低下した。有力企業が集積していて、事業の効率性もよく、交通の便もよいため人気が集中している。 またオフィス需要は丸の内・大手町以外の都心部でも好調だ。 ある民間会社のまとめによると、東京都心5区(千代田中央、港、新宿、渋谷)の3月末のオフィスの平均空室率は4.34%で前年同月に比べて0.96ポイント低下した。平均募集賃料も前月比0.4%高い3.3平方メートルあたり17,973円と27ヶ月連続で上昇した。前年同月と比べても4%高い。

現在までの主な大型物件の供給としては、4月に完成した三菱地所の「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」がある。オフィス棟の基準となるフロアの賃貸面積はおよそ4300平方メートルで、大型ビルが多い大手町地区においても最大級となったが、完成前に入居する企業がほぼ決まっていた。3月には新宿や港区で、1フロアが700平方メートルを超える大型物件の完成が相次いだ。特に大きいのが1フロア3300平方メートルを超える「住友不動産六本木グランドタワー」。現在入居が決まっているのは全体の6割程度というが、ビルオーナーに焦りはない。

2012年から始まったアベノミクスによる株高・円安で企業収益は改善した。海外経済への不安を抱えつつも景気の回復期待は保たれ、事業拡大にあわせてオフィスを広げる企業も目立った。ただ、最近になって国内景気のもたつきが目立ち始め、一部地域ではこれまでの賃料水準では成約しづらくなっているという見方もある。また海外経済の減速や円安修正による企業業績の鈍化といった不透明要素がオフィス需要に及ぼす影響を懸念する見方も出始めた。オフィス賃料は入居企業には固定費となるため、企業が節約志向を強めれば、今後ますます選ぶ目は厳しくなり、競争力のないオフィスビルは淘汰されてゆくだろう。

※参考資料:日本経済新聞(2016年5月5日)

3月末のオフィスビル賃料(2016年5月5日 日本経済新聞)

地域 賃貸料
(千円)
前年同月
(千円)
変動率の状況保証金・敷金
(千円)
コメント
丸の内 ~ 大手町 新築 40~50 400~576 2016年の新築ビルも満室予定。賃料は上昇傾向
既存 35~55 20~55 ○○ 360~660
霞ヶ関 ~ 内幸町 新築 既存ビルの空室は減少傾向にある
既存 17~40 22~37 149~480
四谷 ~ 麹町 ~番町 新築 30~33 300~330 動きは少ないが、空室は少しずつ減ってきている
既存 6~30 9~26 32~360
八重洲 ~ 京橋~日本橋 新築 30~40 20~33 ○○ 350~380 八重洲再開発による移転需要がみられるようになった
既存 11~40 10~43 99~480
日本橋室町 ~ 本町 新築 23~30 エリア内の空室は全体的に減少傾向。新規供給も少ない
既存 7~30 7~30 70~360
銀座 新築 30~35 300~372 既存ビルの需給が締まっている。2017年竣工の大型ビルに注目
既存 10~35 10~37 80~420
八丁堀 ~ 茅場町 新築 割安感があり、空室は減少傾向。中小企業の移転が増加
既存 7~24 7~20 ○○ 45~288
築地 ~ 明石町 新築 18 需給は締まってきているが、エリア全体で賃料は上昇していない
既存 8~24 6~25 60~288
新橋~ 西新橋 ~ 虎ノ門 ~ 汐留 新築 28~33 24~42 280~360 100~200坪の新築ビルの成約率は高くないが、引き合い強い
既存 9~45 8~40 ○○ 54~540
赤坂~青山 新築 33~38 28~35 ○○ 330~420 空室が少ないため、賃料引き上げに積極的なオーナーが多い
既存 11~40 9~39 70~480
六本木~麻布 新築 38~40 380~456 空室が出ても、館内増床で解消する。賃料も上昇傾向
既存 10~45 9~42 66~540
芝~三田~高輪 新築 23~25 18~22 ○○ 230~250 賃料の割安感強いが、成約ペースは遅い
既存 11~33 10~30 ○○ 77~396
芝浦~港南 新築 18~32 新築大型ビルの空室は徐々に消化。特に港南は堅調。
既存 8~34 6~32 ○○ 51~408
大崎~五反田 新築 35 420 割安な賃料で需要が増加。賃料水準の回復は緩やか
既存 7~30 6~30 70~360
渋谷~原宿 新築 35 420 引き続き空室は少ない。賃料は上昇傾向
既存 12~35 12~31 50~420

PDFダウンロード

お薦め関連記事&リンク

この記事が投稿されたカテゴリー : オフィス、商業地エリア情報

Categories

外国人向 東京の生活情報

外国人関連施設、英語対応のサービスからごみの出し方、地震等の災害対策まで、東京在住の外国人が日常生活に困らないよう様々な情報を英語で発信しております。

外国人向 東京の生活情報

東京のエリアガイド

外国人駐在員向けの東京都心の住宅地、高級住宅地、商業地のエリアガイド。 

東京都心のエリアガイド

賃貸マンション - 広尾

広尾駅近くの高級集合住宅地に建つ分譲マンション、広尾ガーデンヒルズ。都心と...
間取り:2 LDK+1 バスルーム - 3 LDK+2.5 バスルーム
賃料:320,000円 ~ 1,100,000円

広尾ガーデンヒルズ

賃貸マンション - 広尾、元麻布

ラグジュアリーな緑豊かな低層マンション。国際的環境基準であるLEED認証導...
間取り:4 LDK+3.5 バスルーム - 5 LDK+3.5 バスルーム
賃料:2,200,000円 ~ 2,500,000円

麻布ガーデンズ

Calendar 2017 Edited 2のコピー
Cj バナーのコピー
プラザホームズ Edited 3
Facebookバナー 英語 Edited 1