生活困窮者におにぎりをお届けしました

フードバンク麻布は、日ごろのフードバンクの活動として寄付していただいた常温保存可能な食品を困窮者にお届けしており、食べ物を調理してお届けする事は今まで行っておりませんでした。困窮者の中には家や調理器具が無い事から、お米や乾麺を調理できない方が大勢いらっしゃいます。

この度 3月29日（土）に、生活困窮者の自立を支援する団体の一般社団法人なないろのスタッフとプラザホームズ社員で協力し、250個のおにぎりを作って生活困窮者にお届けしました。

一般の方から寄付していただいたお米を活用させていただき、大型の炊飯器でご飯を炊き、いろんな種類のおにぎりを作りました。配布は東京都庁前で、他の団体も食料配布を行っている事から多くの困窮者の方が支援を求めて都内各地から集まってきております。

雨が降っていたため都庁前の高架下に場所を構えて配布を始めたところ、大勢の方が列に並んでおにぎりを受け取ってくれました。炊き立ての様々な味のおにぎりは、多くの人に喜んでいただけました。物価高が続いているせいか、列に並ぶ人の数は最近急速に増えているとの事です。食べ物の他にも、季節の衣類や日用品なども大変喜んでいただけるようです。　

寄付していただいた食品を有効に活用するためにも、今後もおにぎり配布を恒例のボランティア活動として続けていく予定です。

一般社団法人なないろは、毎週土曜日 14:00～　新宿都庁前で食料配布と自立支援（生活保護申請のヘルプ、住宅斡旋、職業支援）を行っており、フードバンク麻布は食料支援の面でお手伝いさせていただいております。