外国人向 クルーズ旅行のご案内

Poste date: 2018年4月20日

近年、手軽に海外旅行を楽しめるクルーズ旅行は世界的に人気となっています。

ここでは、在日外国人向けに、日本発着で日本各地と近隣の外国を廻るクルーズ旅行と、英語対応のクルーズ船の代理店についてご案内致します。


世界のクルーズ人口は10年の間に69%増加、アジアでは174%増加しました。 訪日外国人クルーズ旅客数も2015年以降急増し、日本港湾へのクルーズ船の寄港回数とともに2017年は過去最高を記録しました。

今後もクルーズ船社のクルーズ船投入計画と同時に、外国人クルーズ人口の更なる増加が見込まれています。


クルーズ船に関わる法改正

1.「クルーズ船の外国人旅客に係る入国審査手続きの円滑化」

上陸審査の手続きの円滑化のための措置を講ずるため「出入国管理及び難民認定法」の一部が改正されました(2015年)。これは、法務大臣が指定するクルーズ船の外国人乗客を対象として、簡易な手続きで上陸を認める制度です。

また、航空機で日本に入国し「短期滞在」の在留資格を与えられた外国人が、日本から他国に渡って日本に戻る航路のクルーズ船に乗り、一定期間内に当該クルーズ船で再入国する(フライ・アンド・クルーズの)場合には、原則として再入国許可を要しないものとします。

2.「旅客施設の整備を推進」

官民の連携によるクルーズ船の受入拠点の形成の推進のため「港湾法」の一部が改正されました。(2017年)

日本へのクルーズ船の寄港の急増に対し、

・大型クルーズ船が寄港できる岸壁や、クルーズ旅客の乗降に適した埠頭が限られている

・旅客ターミナルの不足

など、その受入環境の整備が十分に追いついていないためさまざまな問題が生じていました。

この法改正により、クルーズ船社による投資と港湾管理者による受入環境の整備を組み合わせて国際クルーズ拠点を形成する新しい制度が創設されました。

東京港発着のクルーズ

現在では主に日本籍船や中・小型の外国籍船が寄港しており、近隣の横浜港と比較すると年間寄港数にも大きな差があります。現在、世界最大級のクルーズ船に対応できるよう、新客船埠頭ターミナルを整備中。これが完成すれば22万トン級のクルーズ船寄港が可能に。(2020年東京オリンピック開催までに竣工予定)

横浜港発着のクルーズ

東京にほど近い横浜港は、ハイグレードな設備とサービスで、客船寄港数日本一を誇るクルーズポートです。外国からも年々多くの豪華客船が寄港しています。更なるクルーズ船の受入れ充実のため、現在バースの不足などの課題に取り組んでおり、2019年春からの共用開始を目指して整備中。


日本に乗り入れている外国船

外国船ではMSCクルーズ社の「スプレンディダ」、キュナード社の「クリーン・エリザベス」、コスタクルーズ社の「コスタ・ネオロマンティカ」などが通年寄港を行い、欧米系の方も多く乗船しています。 
船上アクティビティや寄港地でのオプショナルツアーなど、クルーズ会社によって様々なイベントやサービスを提供しています。
日本で人気の観光地に寄航し、近隣の外国をまわるツアーもあるので、日本在住の外国人の方々にもお薦めです。

 

MSCクルーズ社

ヨーロッパ最大のクルーズ会社。 リーズナブルな料金設定で、新婚旅行や家族旅行、熟年のご旅行にも最適な魅力あふれるクルーズが用意されています。

 

https://www.msccruises.jp/jp-jp/Homepage.aspx

 

キュナード社

https://www.cunard.jp/

 

コスタクルーズ社

https://www.costajapan.com/

 

シーボーン社 

http://www.seabourn.jp/

 

是非日本滞在中に、クルーズ船ならではのラグジュアリーな空間を楽しみながら、日本各地を巡ってみてはいかがですか?