
Step 4 引っ越し・残代金決済・物件引渡し

残代金の決済と同時に物件の引渡しになります。
売主様は決済日までに物件を引渡せる状態にする必要がありますので、隣地との境界確認、お引越しや不用品の撤去、引っ越し後の公共料金の精算を済ませましょう。
残代金の決済から引渡しは以下の手順で行われます:
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現地で売主様、買主様両者立ち会いのもとに「物件の最終確認」を行います。
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「所有者移転登記」の申請に必要な書類を司法書士が確認します。
住宅ローンなどの抵当権が付いている場合は、残債を一括返済し、抵当権の抹消をします。予め手続きを進めておく必要があります。
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買主様から売主様に残代金を支払います。残代金授受の完了と同時に所有権の移転および、抵当権の抹消等の登記申請を行います(一般的には司法書士に委任します)。
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固定資産税や管理費(マンションの場合)の精算を行います。引渡日前までを売主様が、引渡日当日からは買主様が日割りで負担します。
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残代金の受領と同時に、物件(鍵)を引渡します。玄関や勝手口などすべての鍵を買主様に渡し、「引き渡し確認票」を交わすことで売買契約完了の確認となります。
この際、マンションの管理規約や分譲時のパンフレット、エアコンや給湯器などの付帯設備の取扱説明書も買主様に渡します。
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不動産会社への仲介手数料や、司法書士への報酬を支払って無事、売却完了となります。
残代金決済時に必要なもの
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権利証
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実印
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印鑑証明書(発行後3ヵ月以内のもの)
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固定資産納税証明書
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仲介手数料
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登記費用(住居変更登記、抵当権抹消登記が必要な場合)
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物件の鍵
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その他書類(管理規約、設備パンフレット等)

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