「虎ノ門ヒルズ」の拡大開発事業と国際新都心化計画

Poste date: 2016年4月28日

森ビルは4月13日、東京都港区の「虎ノ門ヒルズ」周辺一帯の開発構想を発表しました。 虎ノ門ヒルズの隣接地で計画している二つの超高層ビルに加え、東京メトロ日比谷線の 「(仮称)虎ノ門新駅」の直上部にオフィスやホテルが入る超高層ビルを建設する計画を明らかにしました。2022年度には三つの大規模開発がすべて完成する予定で、総事業費は約4000億円に上ります。



2014年6月の「虎ノ門ヒルズ」誕生を起爆剤に、虎ノ門エリアは都市再生に向けて大きく動き出しましたが、国際新都心グローバルビジネスセンターを目指して同エリアをさらに進化させていく意向です。計画によると、「虎ノ門ヒルズ」の両側にオフィスを中心とした 「(仮称) 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」と、住宅を中心とした 「(仮称) 虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」をいずれも2020年の東京五輪前の2019年度に竣工予定。 さらに、桜田通りを挟んだ西側には、東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅(仮称/2020年度供用開始)と一体開発する 「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」(2022年度竣工目標)が進行予定です。



画像:森ビルサイトより

これらすべてのビルが完成すると、「虎ノ門ヒルズ」は区域面積7.5ha, 総延床面積80万㎡に拡大、約30万㎡のオフィス、約800戸のレジデンス、約26,000㎡の商業店舗、約350室のホテル、約15,000㎡の緑地空間を備えます。道路や鉄道などの交通インフラとも一体化した複合都市が形成され、国際新都心へと進化する見通しです。 また、これらの事業はいずれも国家戦略特区の予定事業に指定されており、同社はこれまでにないスピードで虎ノ門エリアが変貌することを牽引する事業としたい意向です。

現在、虎ノ門ヒルズ周辺のエリアでは、複数の再開発や建替え計画が進んでいます。2016年12月に全線開通予定の環状2号線や地下鉄新駅、BRT(バス高速輸送システム)等、新たな交通インフラも加わり、同エリアの利便性は飛躍的に向上する見込みです。また、新虎通り沿道では、日本を代表するメインストリートを目指し、国内外の文化・情報の発信拠点として様々な仕掛けやイベントが打ち出される予定です。


同社が提唱する「未来へ加速する東京」を象徴する「国際新都心・虎ノ門ヒルズ」を軸に、グローバルプレイヤーが集まる空間や機会が創出され、この場所から新たなビジネスやイノベーションが生み出され、虎ノ門エリアの進化と、ひいては国際都市・東京の磁力向上がなされることが期待されます。