第2六本木ヒルズ(六本木5丁目プロジェクト)2030年竣工 ― 六本木がさらに魅力的な街に!― 

Post date: 2024年1月19日

六本木ヒルズ、六本木交差点に隣接する広大なエリアが対象となる、東京最大級の再開発「六本木5丁目西地区再開発」通称「第2六本木ヒルズ」の計画概要が明らかになりました。「アークヒルズ」・「六本木ヒルズ」・「虎ノ門ヒルズ」が建ち、そして「麻布台ヒルズ」が開業した港区で、さらにもう一つ行われる超大型再開発です。

 

 

森ビル株式会社と住友不動産株式会社が開発事業主となるこの計画は、20083月から計画され始めました。事業面積約8万㎡、総延床面積約108万㎡にもなる超大型計画で、2025年度に着工し、2030年度の竣工を目指しています。

出典:国土地理院の地図をもとに作成

所在地

東京都港区六本木56丁目、麻布十番1丁目

最寄り駅

東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木駅」(直結)

都営大江戸線・東京メトロ南北線「麻布十番駅」

計画内容

AからE5つの街区から構成

A街区 

A-1街区
地上66階地下8階建超高層ビル
店舗・オフィス・ホテル・劇場・展望施設・イベントホール・駐車場他

A-2街区
地上3階ビル
寺院他

A-3街区
地上3階地下1階建ビル
教会他

B街区

地上70階地下5階建超高層ビル
住居・オフィス・店舗・駐車場他

C街区

地上6階建ビル
学校 - 東洋英和女学院小学部、東洋英和幼稚園)

D街区

地上3階地下1階建ビル
イベントホール・ホテル他(敷地内には、既存の国際文化会館・旧岩崎邸の庭園を保全)

E街区

地上9階地下3階建ビル
住居・店舗・駐車場他

画像元:内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局発行資料

A街区に建設されるビルは高さ327メートルの超高層になる予定で、東京駅前に2027年に竣工予定の「Torch Tower(地上63階地下4階、高さ約390m)に次いで、日本で2番目に高いビルとなります。ビルに隣接したエリアには、国際会議なども開催可能な六本木エリアで最大級のイベントホール(約2,000㎡)ができる予定です。

B街区に建設されるタワーマンションは、日本一高いタワーマンションとなります。24時間対応のバイリンガルコンシェルジュサービスやポーターサービス、フィットネスジム等のサービスが受けられる、外国人の居住ニーズにも対応した国際水準の住居となる予定です。

街区全体に様々な省エネ技術を導入し、環境に配慮した街となるそうです。また、帰宅困難者の一時滞在施設として活用できる約5,000㎡の広場の整備や防災備蓄庫の整備、トイレ洗浄水などに使用する為の非常災害用井戸の整備等、災害時の地域の防災対応力を強化する取り組みにも力を入れた施設となるようです。

画像元:内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局発行資料

まとめ

夜の繁華街のイメージしかなかった六本木を大きく変えた「六本木ヒルズ」が誕生して、20年が経ちました。「第二六本木ヒルズ」は、古くからある物を大切に守りつつ、さらに洗練された国際的な都市に六本木を変貌させてくれるのではないかと期待されます。プロジェクトについて新しい情報が出ましたら随時更新してまいりたいと思いますので、是非楽しみにお待ちください。

 

 

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Exterior of THE TOKYO TOWERS MID TOWER
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勝どきエリアのランドマーク、58階建て2棟構成の高層タワーマンションです。敷地内には24時間スーパー、クリニック、保育所、美容室などが入る低層棟があり、また各種ラウンジ、ゲストルーム、プール、フィットネスなどの共用施設も充実しており、さながらひとつのコミュニティーを構成しております。 最新かつ多彩な室内設備が揃い、24時間体制の有人管理、ICカードによる非接触型キーシステムなど、セキュリティ面も強固です。 住戸により楽しめるオーシャンビューやシティービューもタワーマンションならではの魅力です。周辺には学校や医療機関が充実し、緑や水辺に親しめる環境でありながら、都心へのアクセスも近接。 都会生活を忘れさせるような利便性や環境が魅力の立地です。

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