東京の地図にない地名、由緒ある高級住宅街
東京の高級住宅地の中には、地図には無い古い地名が存在します。
住所統合や町名変更等で、もはや住居表示では存在しませんが、昔から受け継がれている呼称。ここでは地図上の住所や駅名には存在せずに、マンション名や古地図等に残っている由緒ある地名の高級住宅地をご紹介させていただきます。
仙石山、城山、赤坂氷川町、麻布霞町、麻布笄町、三田綱町、長者丸、諏訪山、浜田山、城南五山(池田山、御殿山、花房山、島津山、八つ山)等。。。
いずれもマンション名にその地名が入っているだけで高級感がアップしたような響きになるブランド力のある地名で、豪邸や高級賃貸マンション、分譲のブランドマンションが建ち並ぶ歴史ある高級住宅街です。
城南五山については、こちらで詳しくご案内しております。

- 城南五山とは? 由緒ある高台のブランドエリア
- 目黒から品川にかけての高台の高級住宅街。花房山、池田山、島津山、御殿山、八つ山の総称。
仙石山
アークヒルズ仙石山森タワー
アークヒルズ仙石山森タワー
城山ガーデン
城山トラストタワー
城山ガーデン 遊歩道
城山に所在する高級マンション
赤坂氷川神社
赤坂氷川神社
氷川公園
港区立赤坂子ども中高生プラザ
赤坂氷川町 高級住宅街
赤坂氷川町 高級住宅街
赤坂氷川町に所在する高級マンション
麻布霞町
現在の西麻布交差点から東側、西麻布1丁目全域と西麻布3丁目、六本木6-7丁目の一部に相当するエリア。
明治5年から昭和42年まで使われていた地名。西麻布3丁目にある櫻田神社はかつて霞山神社と称されており、霞町の地名はこれに因む。江戸時代には阿部播磨守下屋敷の広大な下屋敷があった場所。明治時代後期には、現在億ションとして名高い「麻布霞町パークマンション」が建つあたりに三井家の広大な敷地があり、三井家の子弟教育のための寄宿舎が存在したという。大正時代には霞町に市電が通っていた。現在も麻布霞町教会はじめ、多くの飲食店や施設が霞町の名称を使っている。大通りから奥に入ったところは、閑静な高級住宅地が広がる。
六本木通り
西麻布交差点、権八
霞町 高級住宅街
麻布霞町パークマンション
霞町 高級住宅街 牛坂
霞町 高級住宅街
麻布霞町に所在する高級マンション
区立笄公園
港区立笄小学校
外苑西通り
西麻布交差点
笄町 高級住宅街
笄町 高級住宅街
三田綱町
現在の港区三田2丁目の高台に相当するエリア。
三田綱町とは、明治5年~1967年まで使われていた地名。江戸時代には広い庭園を有するお屋敷が並んだ地であった。島津氏の日向佐土原藩の屋敷跡と保科家の会津藩屋敷跡の約6,000坪の敷地に、三井家が当主が三井財閥の接待用の迎賓館として「綱町三井クラブ」を建築。以後現在も三井グループ関係者の倶楽部として利用されている。現在イタリア大使館が建つ場所はかつて伊予松山藩の中屋敷であり、赤穂浪士が切腹した地としても有名である。イタリア大使館の庭園は江戸時代からの日本庭園の形をとどめている風光明媚な庭園。 このあたりは緑が多く、高級マンションがゆったりと並ぶ静かな環境である。
綱町三井クラブ
オーストラリア大使館
イタリア大使館
三田綱町 高級住宅街
三田綱町 高級住宅街
綱坂
三田綱町に所在する高級マンション
長者丸 高級住宅街
長者丸 高級住宅街
長者丸 高級住宅街
恵比寿ガーデンプレイス
恵比寿ガーデンプレイス
JR目黒駅付近