賃貸物件でのペット飼育

Poste date: 2023年10月27日

日本の住宅では、所有者の意向、またはマンションの管理規約でペット飼育に関して制限が設けられております。 そのため家を探す際には、賃貸でも購入でも、ペットを飼う場合はペットOKの物件を選ぶ必要があります。 

ペット不可の賃貸住宅

賃貸住宅で契約書上に“ペット飼育不可”の条項がある場合、その契約に違反してペットを飼育していることが発覚した場合、その契約は解除され、違約金の支払いが生じる場合もあります。

ペット飼育OKの賃貸住宅

多くの賃貸住宅がペット飼育を許可しておりますが、「小型犬2匹まで」、「大型犬不可」、「猫不可」等、制限を設けている場合があります。ペット飼育の条件も事前に確認するようにしましょう。

大型犬OKの場合も、犬種や大きさによっては断られる場合もあります。一般的に、闘犬や猟犬に該当する攻撃性の高い犬種は貸主より断られる傾向にあります。

また、ハムスター等の小動物、鳥、爬虫類もペットの一種で、賃貸住宅では事前に飼育の許可が必要です。


一般的に、賃貸住宅でペットを飼育するためには、次に掲げるような条件に同意し、“ペット飼育に関する覚書”に記名押印することが求められます。

・近隣に迷惑をかけません。

・ペットによる損害が生じた場合、賠償する責任を負います。

・ペットの数を増やしません。

・退去時には、ペットによるダメージを全てもとの状態に復元(消毒・消臭も含む)させる義務を負い、その費用を全額負担します。

また、ペットを飼育する場合、上記覚書に加えて、敷金の割り増し等、賃貸借条件が変わってくる場合もあります。



ペットフレンドリー物件



賃貸物件の中には、ペットと快適に暮らすためにデザインされた物件もあります。


例)

・ペットのための動線が敷地や共用部分に用意されている
・マンションの一角にペットの足洗い場が設けられている


また、大型犬OKのマンションや庭付の一戸建物件もあります。

プラザホームズでは、外国人向けにペットフレンドリーの物件をこちらのページにてご紹介しております。

Pet Friendly Rental Apartments & Houses in Tokyo

 

  • 土地を購入して一戸建てを建てる - 家づくりの条件整理

    土地を購入して注文住宅を建てるにあたって、まずはどこでどんな家を建てたいか、理想の住まいのイメージを検討することが大切です。住みたいエリア、周辺環境、家の大きさや希望する間取り、土地と建物にあてられる予算など、条件を整理するところから始めてみましょう。
  • 賃貸住宅の鍵を紛失・・・どうしたらいい?

    賃貸住宅の鍵をなくした場合どうすればいいのか? ここでは、鍵を失くしてしまい探しても見つからない場合の対処方法、鍵を紛失した場合にかかる費用(シリンダー交換等)についてご案内させていただきます。
  • 家財保険・火災保険の説明、 外国人向 英語対応の保険会社(代理店)

    住宅を借りる方と住宅を所有している方、とくに日本在住の外国人の方々の住宅に関わる火災保険、地震保険について、英語対応の保険会社(代理店)のご案内も含めてご紹介しております。
  • 日本のリゾート会員権の種類と選び方|メリット・デメリットも紹介

    リゾート会員権の仕組みや種類、所有権型・利用権型などの特徴を解説。購入前に知っておきたい注意点や選び方のポイントも紹介
  • 土地を購入して一戸建てを建てる - 建築会社選びと建築費

    土地を購入して家を建てるには、購入したい土地を探すところから始まります。住みたいエリアや建てたい家のイメージ、およその予算が決まったら、どのような土地を探せばよいか、土地の条件について確認しましょう。ここでは、土地を探す上で押さえておきたいポイントについてご説明いたします。
  • 大雨・台風等の水害(水災)被害に備える保険

    近年、日本各地で台風や局地的な大雨により大規模な水害が発生しています。このような異常気象により住宅で水害被害が起こった時、住まいの保険でどこまで補償されるのでしょうか。この記事では、水害による建物や家財の損害を補償できる保険とリスクに応じた保険の選び方についてご説明いたします。