2022年 首都圏の中古マンション 売買価格の動向、価格推移
東京及び都心に通勤可能な首都圏(東京・埼玉・千葉・神奈川)エリアの中古マンションの2022年売買の動向についてまとめました。価格は年々上昇しており、日本の低金利や建築コストの上昇等が要因となっております。
首都圏の中古マンションの動向
成約件数
2022年の首都圏の中古マンションの成約件数は、35,429件(前年比11.0%)で、2年ぶりに前年を下回りました。
価格動向
2022年に成約した物件の価格は4,276万円(前年比10.5%上昇)で、10年連続で上昇。1㎡当たり単価は首都圏平均で67.24万円(前年比12.4%上昇)で、こちらも10年連続上昇しました。この10年で76.1%も上昇しています。価格帯別に見ると、5,000万円超の各価格帯が、成約件数、比率とも拡大しているそうです。
平均専有面積
2022年の成約物件の平均専有面積は63.59㎡(前年比1.7%縮小)と2年連続で縮小
平均築年数
2022年の成約物件の平均築年数は23,33年(前年22.67年)と経年化が進んでいます。
データ: 公益財団法人東日本不動産流通機構(通称レインズ)
首都圏のマンション価格上昇の要因
首都圏のマンション価格は上昇し続けています。上昇が継続している要因として以下の様な理由が考えられます。
日本の低金利が続いている事
金利が低いと住宅ローンの金利も低くなる為、購入希望者が増加
建設コストの増加
世界的なインフレやコロナ禍、戦争等により、建設資材が高騰
人手不足により、人件費が増加
海外からの投資、外国人の購入希望者の増加
2022年に大幅な円安になったこともあり、外貨で日本の不動産を購入する人が増加
円安傾向に加えて他先進国の不動産価格と比較して東京の不動産が割安な事が要因
高収入の世帯の増加
若い世代にも世帯年収1,000万円を超え、不動産を購入する事が可能なパワーカップルと呼ばれる世帯増加
若い世代以外の、富裕層による購入も増加

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