外国人駐在員向けの賃貸住宅 欧米外国人向けの物件とは?
東京への外国人の赴任は、住居を見つけて落ち着くまでには多くの労力が必要です。外国人が快適に生活できる賃貸物件を選び、現地視察から引っ越し手配、各種登録や手続き、子供がいる場合の学校選びなど、多くのタスクがあり、時間がかかります。
1年以上の赴任や長期滞在を考える場合、理想的な住居を見つけるためには、外国人駐在員のライフスタイルを理解し、多くの物件の仲介実績を持つ経験豊富な不動産業者の助言を受けることをおすすめします。不動産業者のサポートを得て、個々のニーズに合った物件を見つけることが大切です。
プラザホームズでは、英語のホームページ上で、来日前の外国人の方にもわかりやすいよう、様々な情報をご案内しています。
弊社の英語サイト、 Rental Apartments & Houses in Tokyo のページをご活用下さい。
外国人向けの物件 Expat Apartments (Houses) とは?
外国人駐在員がが不自由なく居住できる一定の水準を満たした物件の事を言います。日本人とは体格やライフスタイルが違う欧米人には、本国と同様のスタイルでゆったりと生活できる物件が好まれます。
東京には古くから欧米の外国人や大使館員向けの外国人向け物件が建てられており、広尾や麻布にはグローバルスタンダードを満たす高級賃貸住宅が多数存在します。以下に、一般的な欧米人向けの賃貸物件の基準についてご案内させていただきます。
外国人向けアパート 基準 例)
欧米のライフスタイルに準じた間取り
日本の一般的な住宅よりも、リビング・ダイニングルーム、寝室が広々として、天井が高く圧迫感の無い間取りが求められています。
家族がくつろげる空間として、日本人にはなじみのないファミリールームも好まれます。
また、欧米人はゲストを招いて滞在させる事も一般的で、ゲスト用のバスルームを備えた部屋が求められる事もあります。
バスルーム 2つ以上
欧米のライフスタイルでは、子供やゲストとバスルームを共有しない事から、3LDK以上の部屋では複数のバスルーム(お風呂・洗面所・トイレ)が必要になります。
欧米では、間取りの表記に部屋数とバスルーム数が明記してあります。 日本の外国人向け住宅にも複数のバスルームが設置されています。
キッチン、洗面台の高さ
背の高い欧米人には、日本の古い物件で見られる低いキッチンカウンターや洗面台には無理があります。
設備(空調、給湯等)
空調設備や給湯設備等、古くて使い方が難しいものは日本語の説明書が読めない欧米人には支障があります。
アプライアンスが標準装備
賃貸物件の場合、家電製品は電圧の違いから本国から持ち込めないため、大型の冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、食器洗い機、電子レンジ等が装備されている事が必要です。
欧米で馴染みのある大型で外国製のものが一般的です。
フロントまたは管理が英語対応
物件内の不具合等が生じた場合の問合せや室内点検のお知らせ等で、フロントデスクに英語対応のスタッフがいる事、管理会社が英語対応である事が必須になります。
日本人向の高級マンション
以前はExpat向け物件と言えば、欧米人のみを対象とした高級物件が主流でしたが、最近開発されている高級物件は、日本人向けと外国人向けの区別が無くなり、それぞれのいい部分が融合され、日本人の富裕層と外国人Expatの両方に対応した物件が増えています。
これらの物件は外国人Expatでも不自由なく居住可能で、日本の高級物件ならではの高機能な設備を利用する事ができます。
例)浴室暖房・乾燥機付き、オートバス機能、ミストサウナ付きの日本式バスルーム
タンクレス、暖房便座、ウォシュレット付きのトイレ
設備の使い方やゴミの出し方等は英語の説明書が用意されていない場合もありますが、仲介が外国人Expat対応の不動産業者であれば入居の際に説明してくれる場合もあります。
外国人Expat の居住エリア
物件探しにおいては生活する上での利便性や、住宅の予算等を考慮した上で、居住エリアを確定する事になります。
英語対応の生活関連施設が揃っているか、お子様の通学のためのスクールバスが近くを通っているか、通勤に便利か、近くに公園はあるか、等、複数の要素を検討しなければなりません。
プラザホームズでは、エキスパットに人気の居住エリアについて、わかりやすく解説しております。
主な外国人駐在員、外交官の居住エリア
Neighborhood & Residential Area Guide
また、お子様が東京のインターナショナルスクールに通学する場合、学校の近くか、またはスクールバスが家の近くを通っていないと大変な事になります。
インターナショナルスクールとお薦めの居住エリアについては、こちらをご確認ください。
Residential areas for commuting International Schools in Tokyo
住宅の予算
通常役職や家族構成等により、企業により決められた住宅予算内で物件を探すことになります。駐在員向けの住宅について、東京のエリア、間取り別の平均賃料をご案内しています。
家具に関して
一般的な長期契約の賃貸物件は、家具・家電が付いていません。
家具に関しては、本国から持ち込む、赴任期間にあわせて日本でレンタルする、物件の貸主に借り手もらう、家具付の物件に入居する等のオプションがあります。
-
外国人向け家具付きマンション
家具付きマンションは、家具や家電が完備されており、すぐに使用できる状態です。これらの物件は、家具を購入したり移動したりする手間を省き、短期間や手間のかからない住まいを求める方に最適です。
サービスアパートメント
サービスアパートメントは、完全に整ったアパートメントの快適さに、ホテルスタイルのサービスが加わったものです。ハウスキーピングやフロントデスクサービス、ジムやプールなどのアメニティが提供されることも多く、電気、暖房、インターネットなどの光熱費が家賃に含まれているため、オールインクルーシブでより豪華な生活を提供します。
マンスリーマンション
マンスリーマンションは、短期滞在に最適な家具付きの居住空間を提供します。通常、必要な家具や家電が揃っており、電気やインターネットなどの光熱費が含まれることもあります。
家電に関して
電圧の違いなどから、本国からの電化製品の持込はお薦めしておりません。 こちらも、日本でレンタルする、家電付の物件に入居する等のオプションがあります。
Expat の物件探しは、大体引越し予定の6週間前位迄に開始、平均で10~15物件を視察して契約する物件を決める事が多いです。 通常は、来日前からご希望をお伺いして物件をご提案し、来日されたら数日かけて物件をご案内しており、プラザホームズでは、物件のご紹介のみではなく、外国人が東京で不自由なく生活できるよう様々な情報やサービスを提供しています。
プラザホームズの外国人向生活情報(東京)
プラザホームズ運営の Japan Living Guide
プラザホームズのリロケーションサービス
是非 弊社の包括的な仲介サービスをご利用ください。