外国人の不動産購入ローンについて よくある質問

Post date: 2023年10月27日

日本で不動産の購入を検討される外国人のお客様より、金利の低い日本の銀行でローンを借りたいというお問合せを多くいただきます。

外国人のお客様からよくいただく借入金利や条件等のご質問について、外国人への融資を行っている銀行のローン担当の方からお話を伺いましたので、ローンご検討のご参考にしてください。

外国人への融資を行っている銀行のローン担当の方にお話を伺いました。

Q: 日本において銀行ローンを借りている外国籍の方について教えてください

Answer

  • ・日本の借入金利が世界的に低金利であると感じている方
  • ・世界的に見て日本の不動産価格に割安感を感じている方

が多いように感じております。

Q: 住宅ローン借入時に借入金利以外に比較・考慮すべき手数料等はありますか。

Answer

  • ・借入時事務手数料
  • ・団体信用生命保険の保険料
  • ・保証料

等があります。
手数料は銀行によって異なりますので、金利以外に比較するポイントになると思われます。

Q: 外国籍の方がローンの相談をする場合、一般的に求められる条件等はございますか。

Answer

  • ・契約の際、日本語もしくは英語で意思疎通が可能であるか。
  • ・日本に居住されているか。

が一般的に求められる条件だと思います。

※ 永住権については銀行によって必須としている場合とお持ちでなくても申込受付ができる銀行があるようです。個別にご相談ください。

Q: 優遇金利等のプランはありますか?

Answer

・口座残高や、融資金額によって優遇金利をご提供できる場合があります。詳しくは銀行にお問合せください。

Q: ローンの審査では、借入者本人に対する要件と物件の要件がありますが、どのように審査されるのですか?

Answer

  • ・一般的には年収等日本での安定した収入があるか
  • ・対象となる物件が銀行の取扱い対象エリア内であるかどうか

等を含め、総合的な審査判断を行っております。

Q: 日本語以外の言語で相談はできますか?

Answer

日本語以外の言語では、英語で相談できる場合がございます。
銀行によっては外国語対応ができる支店が限定されている場合や、その他の言語で対応できる場合などもあります。詳しくは銀行にお問合せください。

SMBC信託銀行: 英語対応の住宅ローン、不動産投資ローン

新生銀行: PowerSmart Home Mortgage https://www.shinseibank.com/english/housing/ (English)   
  • 賃貸住宅の鍵を紛失したら?対処法と費用・連絡方法ガイド

    賃貸住宅の鍵を紛失した場合の対処方法や費用、連絡先について詳しく解説しています。交番での確認や遺失届の提出方法、管理会社や貸主への連絡手順、鍵交換にかかる費用の目安までわかりやすく紹介。
  • 2024年区分所有法改正予定 - 何が変わるのか?

    日本で社会問題となっている老朽化マンションの建替えがなかなか進まないのは、区分所有法の厳しさが一因とされています。そこで老朽化問題の解決を促すべく、区分所有法改定が2024年中に行なわれる事になっています。
  • 2024年火災保険が値上げします!

    2024年10月に、火災や落雷などによる建物への損害を補償する保険「火災保険」が、全国平均で13.0%引き上げられることが、損害保険料率算出機構より発表されました。改訂の背景には、近年日本国内で台風やゲリラ豪雨などの自然災害が多発している為、保険金支払い額が増加している事や、建築資材や人件費の高騰により修理費が増額している事等があるそうです。
  • 東京都心のプライムロケーション 3A+Rエリア - 麻布・赤坂・青山・六本木の魅力

    3A+Rエリアと称される麻布・青山・赤坂・六本木エリアは、超高級マンションが建ち並ぶ別格のブランドエリアで、近年外国人投資家からも注目されています。ここでは、3A+R地区それぞれの特徴や人気の理由についてご紹介いたします。
  • 2025年4月から省エネ基準の適合が義務化 不動産の資産価値への影響は?

    2025年4月から日本で新築住宅の省エネ基準適合が義務化されます。2030年にはZEH基準を目指し、段階的に基準が引き上げられる予定です。省エネ住宅は補助金や税制優遇の対象となり、購入者は健康で快適な住まいを選択可能になります。背景や市場への影響も注目されています。
  • 土地を購入して一戸建てを建てる - 土地探し・土地の購入

    土地を購入して家を建てるには、購入したい土地を探すところから始まります。住みたいエリアや建てたい家のイメージ、およその予算が決まったら、どのような土地を探せばよいか、土地の条件について確認しましょう。ここでは、土地を探す上で押さえておきたいポイントについてご説明いたします。